横浜リゾート&スポーツ専門学校
赤羽 達也

名前や記事タイトルが入ります。

Jリーグチーム・ヴァンフォーレ甲府のチーフトレーナーを経て、2023年4月に横浜リゾート&スポーツ専門学校に入職。アスレティックトレーナー科の専任アスレティックトレーナー教員として、スポーツトレーナーの育成に携わっている。

長年のトレーナー経験を生かし、念願のトレーナー育成の世界へ

もともとは、スポーツチームのトレーナーを長年務めてきました。トレーナーとは、スポーツチームに所属し、選手のケアやリハビリ、怪我の予防やコンディションづくりなど、選手の身体のメンテナンス全般を担う仕事です。2020年からは、Jリーグチーム・ヴァンフォーレ甲府のチーフトレーナーを3年間務めました。

トレーナーの育成には以前からずっと興味があったので、自身の長年の経験を生かし、トレーナー志望の生徒たちに育成段階から関わりたいという思いで、2023年の4月に横浜リゾート&スポーツ専門学校に入職しました。

生徒に対して、トレーナーの仕事の魅力を直接伝えられる喜び

現在は、アスレティックトレーナーの資格取得に関する業務全般、担任業務と併せて、週に10コマほどの授業を担当しています。座学の授業の他、テーピングやリハビリなどの実技の授業もあります。自分が長年仕事にしてきたことを授業の中でフルに生かすことができますし、生徒に対してトレーナーの仕事の魅力ややりがいを直接伝えていくことはとても楽しいです。"人に教える"という現在の仕事は、選手の体と直接向き合うトレーナーの仕事とは大きく異なりますが、どちらにしても人と対峙する仕事のため、それぞれの面白さがありますね。

生徒たちは皆スポーツが好きで、スポーツに関わる仕事がしたいという思いからトレーナーを目指しています。アスレティックトレーナーの資格取得のためには身体の構造を覚える必要があるため、授業は少々難しい部分もあります。生徒たちの中には、ついていけず壁にぶつかる子もいます。
身体の構造は、中学・高校ではほとんどの生徒が習わない学問です。本校ででゼロから学ぶわけですから、確かに大変な部分は多いと思います。つまずきそうな生徒には、スポーツに関わる仕事に就きたいという最初の夢をもう一度思い出し、立ち直れるようにサポートしています。

どうすれば生徒にうまく伝えられるのか、日々工夫をこらす

授業をする際には、どうやったら生徒に伝わる教え方ができるのかをよく考え、毎回工夫をこらしています。自分としてはこう伝えれば分かりやすいだろうと思っていても、それが生徒にとって分かりやすいとは限りません。それぞれの生徒に合わせた伝え方ができるように日々努力しています。その点は、コミュニケーションの部分で自分の大きな学びになっていますね。

トレーナーの優秀な人材を輩出することが今の目標

「S職」という休暇が多く取得できる枠で勤務しているので、現在もトレーナーの仕事を兼務しています。現役のトレーナーとして、現場のリアルな部分も含めて教えられるので、生徒たちが社会に出たときに困らないような指導をしていきたいです。自分の教え子からトレーナーの優秀な人材を輩出することが、今の目標ですね。将来、同じチームのトレーナーとして、自分の教え子と一緒に仕事ができたら最高だと思います。

横浜リゾート&スポーツ専門学校は、生徒も教職員もスポーツ好きな人が集まっています。全体的にとても明るい雰囲気があり、働きやすい環境だと思います。また、この仕事は、生徒たちが成長していく姿を間近で見守ることができます。人と接することが好きで、人の成長を自分のことのように喜べる人にはとても向いている仕事だと思います。

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