横浜こども専門学校
松原 海

三幸学園 神戸元町こども専門学校卒業後東京に上京し、都内の保育園で4年間勤務、のちに2023年4月横浜こども専門学校で勤務。現在は保育科の担任業務を担っている。

現場で働く中で気付いた「保育の楽しさ」を伝えたい

現場で働く中で、保育士を育てる側や保育士を目指す学生たちに保育の楽しさを伝えたいと思い、入社を希望しました。

こどもたちが楽しそうに過ごしているのに、なぜか保育士さんたちの顔が楽しそうでないことが気になりました。こどもに関わる大人が常にワクワクできる方法は何か、どうやったら“保育を楽しめるのか”を考えるようになったことが、教員としての就職を考える最初のきっかけでした。

また現場に出る前の学生生活での学びの大切さを強く感じました。実際に実習生を受け入れた際、今の学生への伝え方の難しさや実習日誌の書き方などを伝える中で、学生とも関わってみたいと思うようになりました。

地元に帰って仕事をするか迷いましたが、神戸の街並みに似ている横浜で一度働いてみたいと思い、横浜こども専門学校に入社しました。

担任として人として、生徒のサポートが役目

現在は2年生の担任として、ホームルームや卒業学年という事もあり就職のサポートをおこなっています。また飛鳥未来高等学校ではこどものキャリア科目を教えています。保育の業界を目指している生徒たちが保育のことも学びつつ、人との関りや行事を通して達成感や充実感を得られるようなサポートしていけるように担任としての力を伸ばしていきたいと思っています。


またこどもんず(オープンキャンパススタッフ)の育成に関しては、高校生を全力でお出迎えできるよう、スタッフたちのモチベーションも保ちつつ、安定した運営をできるように日々試行錯誤しながら取り組んでいます。また学生への対応だけではなく成績の管理や、資格に関する試験・申請など慎重に扱うものもあるので責任を持って取り組めるように日々奮闘中です。


仕事内容は具体的にクラス運営、短大担当、学年の実習担当、こどもんず(オープンキャンパススタッフ育成)、資格申請(管理・依頼)、飛鳥未来高等学校(授業)をおこなっており、

8:00 出社

9:00 出席チェック(自クラス)

11:00~14:00 授業(飛鳥未来高等学校)こども担当

14:00~18:00 事務業務・クラスの生徒と面談や保護者の対応

といった流れで1日の業務をおこなっています。

生徒をそばで見守り一緒に楽しむことができる

生徒たちが一年を通して成長し、行事などで切磋琢磨しながら一つの目標に向かって頑張る様子を、そばで一緒に楽しむことができる。

それが私のやりがいです。1年目のクラス運営ではなかなかうまくいかないこともあり、戸惑うこともありましたが、次第に生徒との距離感や関わり方を自分の中で掴み始めてきました、また横浜こども専門学校はペア担任という事もありペアである先輩にも沢山支えていただき、沢山の事を学びました!生徒から何気ない相談を受けたり、話しかけてくれる時が凄くやりがいや喜びを感じます。

三幸フェスティバルという、姉妹校で作り上げる体育祭のような行事、通称三フェスがあるのですが、1年目の出来事はすごく印象に残っていますね。自身が学生の時に三フェスで感じた熱量とは違った熱量を感じることができました。教員側に立って初めて経験できることや作り上げる難しさ、沢山の方が関わって作り上げることができていると改めて感じることができました。

逆に大変なことは、生徒一人ひとりに合った指導や、寄り添い方を考えること。 30人いれば30通りの関わり方があると実感しました。生徒への助言や、対応によって一瞬で信頼関係が崩れてしまい、生徒のモチベーションの低下につながってしまうので一つ一つの言葉に責任を持てるよう注意をしています。 また、生徒対応などをおこなっていると自分の持っている担当校務が勤務時間内で終えることがなかなか難しく、残業になってしまうこともあるので、それが大変ですね。今では周りの人の協力を得て、業務を終えられるようになってきました。

目の前の仕事に向き合うことで成長し、視野を広げていきたい

生徒がこの学校を卒業してよかった、保育を目指してよかったと思えるようなクラス運営をしていきたいです。そのためにしっかりとクラス一人ひとりを理解し、寄り添えるよう意識しています。また生徒が社会に出た際に困らないよう、自立できるように、自分で考える時間や考えるきっかけ作りをしていけるようになりたいと思います!

また、自分の任された校務をしっかりと行えるように周りのメンバーと連携を取っていきたいと思います。自分のスケジュールややるべきことをしっかりと把握しこなしていく、まずは与えられた仕事の内容を理解し進めていきたいと思います。まだまだ余裕はありませんが、今後視野を広げて様々なことにチャレンジしていきたいと思っています。

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