横浜こども専門学校
北村 円香

名前や記事タイトルが入ります。

16年間の保育士経験を経て、2019年に横浜こども専門学校に入職。保育士時代には、主任保育士の立場も経験した。現在は、クラス担任、実習指導、広報等、さまざまな業務を担当している。

生徒たちに保育現場のリアルな話を伝えられることが、自分の強み

保育士として長く働いてきて、保育園の中では園長の次のポストである主任保育士の立場も経験しました。その後のキャリアを考えたとき、横浜こども専門学校で働けば、これまでの保育士経験を若い世代の方々に伝えられると思い、転職を決意しました。

現在は、クラス担任、実習指導、広報等、さまざまな業務を担当しています。クラス担任という立場では、クラスの生徒たちの出欠管理をしたり、欠席が続く生徒がいれば時に面談をしたり、それぞれの生徒たちの様子を日々見守っています。自分が担当する授業があるときは、実際に授業を行う他に、パワーポイントで授業のスライドを作ったり、課題を添削したりという業務もあります。また、保育実習の時期には保育巡回という業務もあって、生徒の受け入れ先の保育園・幼稚園を巡回して生徒の様子を見たり、それぞれの園の先生方のお話を聞いたり、意見交換をしたりということもしています。

保育士としての長年の経験は、今の仕事をする上でとても役に立っていますね。主任保育士の時代に、後輩や新人、実習生の育成を担当したことは、今の仕事にそのまま生かせています。また、生徒たちに保育現場のリアルな話を伝えられることも自分の強みだと思っています。

職員同士で助け合える最高の職場環境

保育士時代は、基本的には子どもたちと関わることが業務の大部分を占めていましたが、今の仕事では、メールを処理したり、授業で使うパワーポイントの資料を作成したりという事務的な業務も多いので、慣れないうちは苦労しましたね。

でも、周囲の職員がみんなとても頼りになるので、困ったことや分からないことがあれば周りの人にすぐに相談して、一つずつ乗り越えていきました。何かミスが起きたときも、それをとがめるのではなく、みんなでどうカバーしていこうか、という方向で動いてくれるので、いつも安心して仕事ができます。また、職員はみんな生徒思いで、とても熱心に生徒と関わる人が多いんです。最高の職場環境だと思っています。

生徒と一緒に行事を盛り上げていく喜び

この学校は行事がすごく盛んなので、生徒と一緒になって行事を作り上げていくことにもやりがいを感じますね。横浜地区の三幸学園の系列校が合同で開催する「三幸フェスティバル」という体育祭のような行事もありますし、横浜こども専門学校だけで行う保育発表会という行事もあります。保育発表会では、地域の保育園や幼稚園の子どもたちを招待して、生徒が劇を発表します。台本作りや衣装や小道具の準備は、基本的には生徒たちが行いますが、私たちもサポートに入ります。さまざまな行事に参加することが、私自身の学びにもなっています。生徒と一緒に行事に取り組むことは、もう一度青春時代を味わっているようでもあり、すごく楽しいですね。

生徒からより信頼される教員を目指したい

最初のころは、クラスの生徒との距離感に悩むこともありました。でも、今はだんだん生徒との関わり方が分かってきて、先生と生徒の関係としてしっかり指導する部分、人と人として対等な関係を築く部分のメリハリをつけられるようになってきました。最近では、卒業した生徒からも時々近況報告や相談の連絡がくるようになり、生徒たちといい関係が築けていると思います。今後も、生徒により信頼される教員になれるよう、日々努めていきます。

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